想いをカタチに

丸亀製麺のトリドールが通販ECのSONKOを買収という記事を見ました。あの美白のブームを牽引した故・鈴木その子の会社です。
トリドールは、すでに子会社に食品ECを手がけるバルーンを2016年に設立しています。この買収で勢いをつけて2020年までにEC売上100億円を目指すそうです。
大手企業の買収が本当に目立つようになりました。先日、たかの友梨が既にミュゼを買収している上場企業に買収されたニュースも記憶に新しいです。
創業者にとって、自身でこれ以上伸ばす事ができない、後継者がいない、もしくは、調達が困難な場合、売却を考えるのは自然な流れになりつつあります。
また大手企業においては、創業するよりも早く事業展開できるという意味で、時間を買っているとも言えるのでしょう。
買収した後、成功の要になるのは、お客様と社員を今まで以上にどのように大切にできるか?

創業者の想いをどのように伝えていくか?だと思います。
“創業の想いをしっかり根っこにし、進化させていく”
創業者の顔すら知らないスタッフがお客様を大切にできるはずがありません。
受け継がれていく大切な想い。

受け継いでいく人が役割を明確にし、使命を果たす。
これが本来の何百年も続く企業を作ってきた日本人魂なんだと想います。
創業者は、想いを熱く明確にする!
グランドデザインに描く必要があります。
私達carityが主催しているビジネスモデル塾でも要は、グランドデザインだと伝えています。
受講された経営者の皆さんが産みの苦しみでグランドデザインを明確にされています。
これから、何十年、何百年と受け継がれていくグランドデザインを。

感情が消費を起こす!

久しぶりに宮古島に来ています。
講演まで時間があったので、レンタカーを事前に予約したのですが、決め手はなんとオープンカー!
リゾートと言えば、オープンカーの気分になるのは、私だけではないと思います(笑)
ハワイもオープンカーのレンタカーがいっぱい走ってますものね(^^)
ネットを検索しているとビートルのオープンカーがカラフルに並んでいるページを発見。

色まで選ぶ事は出来ませんでしたが、予約をしてみました。
消費って本当に単純ですよね。
❶宮古島→島を回ってみたい(感情)

❷レンタカーを借りる→ネットで情報収集(手段)

❸カラフルなビートルのオープンカーのページを発見→可愛いという理由で契約(感情)

すべて感情で消費が起きている訳です。

宮古島に出来たドンキホーテも感情を揺さぶるのがとっても上手い企業だと思います。


❶なんだか安いんだろうな行ってみたいな(感情)

❷すごい迫力の品揃え、ディスプレイ

にワクワク(感情)
ついつい買い過ぎてしまう人も多いのでは(笑)
消費を起こすには、消費者の感情をどう満たすか考えてみると良いと思います。

世界観を創り出す。

急激にブランドを作り上げたことで有名な獺祭。

かつて地ビールの開発で、潰れかかった酒蔵が見事に復活した話は巷でも有名ですが、

これも様々なチャレンジを続けてきたからこそヒット作が生み出せた訳です。

『酒飲みは相手にしていない』と日本酒のウンチクを語る人をターゲットにせず、新たな世界観を創り出しています。

まずは、飲み方を変えています。

日本酒をオシャレにワイングラスで飲ませようと獺祭オリジナルのワイングラスを作ったり、
日本酒離れしている日本市場だけを相手にするのではなく、はじめから海外を視野に入れていた事も有名な話。

分かりやすく『まんが』で獺祭を説明しています。

原料でもあるお米は、山田錦に拘り、業界の当たり前基準を逸脱した磨きで独自化を図ったのです。

また杜氏を必要とせず、一年を通してオートメーションで酒を作り、増収増益を続けています。
日本全国に3000箇所あったと言われる酒蔵も今では1000箇所まで減少し、勝ち負けがはっきり分かれる中、佐瀬式と呼ばれる手造りで、がんばっている酒蔵が日光にあります。
それが、こちら↓


片山酒造さん。


酒蔵見学に毎日すごい数のお客様が押しかけているそうです。

私も見学に行ってみました(^^)

試飲も出来て、いくつかのお酒を飲み比べさせてもらえます。


こちらのウリは、原酒の生。


アルコール度数が高いので、ロックや水割りにしても風味良く頂く事ができます。
このように、作り方に拘るだけではなく、飲み方の提案をする事で世界観を打ち出していく事ができます。
どんな人に、どんなシチュエーションで、どんな飲み方をしてもらうのか、造り手が描いていく事が大切ですね。

やっぱりキラーコンテンツが必要ですね。

札幌へ行くと必ず食べるのが、奥芝商店のスープカレー。

私の著書『400円のマグカップで4000万円のモノを売る方法』のモデルになったお店です。

札幌で知らない人がいないんじゃないかと言っても過言ではないほどの人気店に成長しました。


世の中の繁盛店の定義でもある『キラーコンテンツ』がしっかりしているお店です。

『スープカレーと言えば、奥芝商店』と誰もが認識している訳で、『何でも屋さん』は、長続きしないものです。。

個人経営で、『マスター』がキラーコンテンツという場合もありますが、マスターが交代したら終わり。。商売としてなり立ちにくいですね。
私が主催しているビジネスモデル塾の塾生さんのお店は、『キラーコンテンツ』がしっかりしている所が多いです。
ピザで世界1

味噌煮込みうどん北関東ナンバー1

金沢の寿司でナンバー1

唐揚げで日本一
数え挙げたらキリがないほどエッヂが効いています。

それには、徹底的に貫く事が大切です。

商売を商い(あきない)といいますが、まさしく、『飽きない』

店主が飽きて深掘りする前に違う事をやってしまい、どれも中途半端。。

こんな状態にならない為にも。

そして、業態を増やしていくには、全く関係ない物よりも関連性がある方が消費者は、共感しやすいものです。

例えば、有名ステーキ店が、焼肉屋を始めたら、説明なく、『美味しいのだろうな』と思うもの。
寿司屋が始めた焼肉屋よりも説得力がある訳です。

まずは、自社のキラーコンテンツは何か?

他と比べて何かで一番があるか?

エッジを効かせる事が大事です!